2018年 帰敬式(無償法名授与式)執行
眞敬寺 蔵前陵苑では、毎月 第3日曜 15時より
帰敬式(無償法名授与式)を執行しております。
法名を授ける私にとっても、授けられる皆様にとっても、新しき人生を出発する大切な儀式です。
つたないお話しですが、みなさんに帰敬式とはどういう儀式なのか、法名とはどのような名告りなのかをお話しをさせていただいています。
どなたでも授式できますので、眞敬寺へご連絡の上、帰敬式にご参加下さい。
― 法名とは ―
私たちの名前は、両親の願いがかけられて名づけられたものです。一方、帰敬式を受けて、いただく法名(ほうみょう)とは、「釋(しゃく)」の字が冠せられた二字の名です。法名は「亡くなってからつけてもらうもの」と思われているかもしれませんが、法名をたまわるということは、お釈迦様の「釋」という字をいただいて、お釈迦様の弟子、仏弟子になることです。これは仏さまから願いがかけられた名前といってもいいでしょう。仏さまの願いを本願といいますが、本願、ほんとうのことに出遇い、真を敬い生きるものとなるというのが、法名の名告り(なのり)です。生きている「今」受式し、生まれた意義と生きる慶びに目覚める道を歩む者となることに本来の意味があります。